季節を楽しむ梅しごと。梅シロップづくり。
はじめに
梅雨の頃になると、街角を紫陽花が、スーパーの店頭を梅の黄緑が彩りはじめます。
さっそく青梅を調達し、次の土日は梅しごとだと腕まくり。
本当は梅酒を作りたいところですが、子どももいるので全量を梅シロップに振り向けます。
市販のジュースにはない優しい甘さと香りが魅力です。
使用する梅は熟す前の青い梅、梅と同量の氷砂糖を使うのが基本分量です。
仕込みを始めましょう
アルコールで手指消毒をしてから、梅のヘタ(ホシ)を竹串でひとつひとつ取り除きます。
すべてのヘタを取り除いたら、水でよく洗って汚れを取りましょう。
傷がひどい梅があれば、ここで弾いておきます。
カビが生えて梅シロップづくりが失敗する原因になります。
洗い終わったら、清潔な布巾で水気をよく拭き取ります。
できれば、1~2時間程度日の当たらない場所で乾燥させるとベターです。
保存食に水気は厳禁!
失敗を防ぐために、水気はきちんと拭き取りましょう。
梅の下ごしらえに続いて、保存瓶を用意しましょう。
保存瓶はきれいに洗った後、熱湯消毒をしておきます。
我が家の保存瓶は残念ながら耐熱性ではないので、消毒用エタノールをたっぷり吹き掛けて乾燥させます。
保存瓶はガラスでできているので、熱湯を掛けると温度差で割れてしまうことがあります。
60℃ほどの熱めのお湯で保存瓶を温めてから改めて熱湯を掛けると、温度差が軽減されます。
ここまでくれば後はカンタン!
後は梅と氷砂糖を交互に保存瓶に詰めてゆくだけです。
カンタンです!
梅と氷の分量を気にしながら、バランス良く保存瓶に詰めていきます。
ここでも念には念を入れて、ニトリル手袋で作業しました。
息子も楽しんでいるようで、季節感も楽しめる梅しごとは子どもにもぴったり。
完成しました!
うーん、良い眺めです。
しっかり封をして、日の当たらない涼しい場所に置いておきます。
翌日から毎日数回、徐々に溶け出る蜜を全体に回しかけてあげましょう。
飲み頃になるのが楽しみですね!
2~3週間程度で風味が出てきて、梅ジュースなどで楽しむことができます。
梅の実を入れたままにすると渋みが出てくるので、1ヵ月を過ぎたあたりで取り出してあげましょう。
可能であれば冷蔵庫で保管すると、1年ほどは楽しむことができますよ。
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