房総里山トロッコで楽しむ、小湊鐵道のんびり旅。#2

2021年7月の集中豪雨による影響を受け、房総里山トロッコの運行は7月末まで運休となっております。
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前回からの続きです。

上総牛久駅を出発したトロッコ列車は、いよいよ房総半島の内陸部へ分け入っていきます。

車窓には見本のような里山の風景。

沿線に点在する撮影スポットでは、三脚にカメラを据えた鉄道カメラマンがたくさん。
撮影してはクルマで先回りを繰り返し、終点までずっと一緒だった方もいて、熱量に驚かされます。

関東の駅百選の上総鶴舞駅。

トロッコ列車の停車駅は、上総牛久、高滝、里見、月崎、終着養老渓谷ですが
乗降扱いはしないものの、すべての駅に数秒間停車しては発車します。

おっ、なんだなんだ?

里見駅に到着すると、ホームはさながらお祭り!
地元の有志の方が、お弁当や焼きそば、おいなりさん、ビールにジュース、かき氷などを販売しているのでした。

ひととき、トロッコ列車のお客さんでホームは大賑わいです。

思わぬサプライズで子どもも大喜び。

おいなりさん(3個で100円!)とかき氷をゲット!
かき氷は、中にもたっぷりと氷みつを掛けてくれましたよ。

里山をのんびり進みます。

とてもあたたかい気持ちに包まれて、トロッコ列車は養老渓谷を目指します。

かずさではなく、かづさです。

トトロが描かれた上総大久保駅。
桜の季節の素晴らしい情景は有名ですね。

目を凝らすと、魚や亀が見えるかも?

上総大久保駅を出ると、やがてトロッコ列車は小湊鐡道第四養老川橋梁に差し掛かります。
幅の狭いプレートガーダー橋なので、覗き込むとそのまま川面が見えてスリルがあります。

出発から2時間で、終着養老渓谷駅に到着!

折り返し、トロッコ列車でとんぼ帰りする人、バスで養老渓谷に向かう人、駅周辺で過ごす人。
お客さんはそれぞれ思い思いに散っていきます。

我が家も養老渓谷まで足を延ばそうと思いましたが、子どもが小さいので駅周辺で過ごすことに。
帰りの列車まで、1時間30分ほどあります。

構内には足湯もあり、一日乗り放題券か切符があれば入れます。
関東でよく見られる特徴的な黒湯で、湯あたりがとてもなめらかでした。

確かに駅前の雰囲気が良かった!

駅前は、アスファルトを剥がし、自然を取り戻す開発「逆開発」が進行中!
将来的にはなんと森!になるらしく、とても期待しています。

駅には農産物直売所が併設されていて、軽食やジェラート、鮎の塩焼きを販売していました。
このジェラート、すごく美味しかった!
両手いっぱいにポン菓子までいただいて、サービス過剰なくらい(笑)

1時間30分があっという間でした。

小湊鐡道は全線全駅趣きがありすぎて、まるで実際に乗って体感できる博物館のよう。
この風景が令和の現在まで、それも首都圏に遺されていることに驚きます。

帰りは普通列車に揺られて爆睡。

斬新な取り組みを次々と打ち出し、地域おこしの中心的存在であるんだな。
ともに地元を盛り上げようとする方々にも心動かされ、素敵な一日になりました。

うん、また元気を貰いに来よう!

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